製品概要

AmberTime 製品概要

AmberTimeの対応範囲、保存方法、iCloud上のオリジナルの扱い、料金体系、ファイル形式と制限をまとめています。

概要

AmberTimeは、iPhoneの写真、動画、Live Photos、「ファイル」アプリで選んだフォルダを、USBメモリや外付けSSDへ直接バックアップします。MacやAmberTimeアカウントは不要で、サブスクリプションもありません。オリジナルがiCloud上にのみある場合は、iOSがAppleからダウンロードしてからドライブへ保存します。

基本情報

現在の公開バージョン1.2.2
製品名AmberTime: USB 写真バックアップ
プラットフォームiPhone・iPad、iOS/iPadOS 17.6以降
主な用途iPhoneの写真と「ファイル」アプリのフォルダをUSBメモリや外付けSSDへバックアップ
写真ライブラリの範囲AmberTime 1.1.0では全期間または指定した日付範囲
価格モデル200ファイルまで無料、Proは$4.99の買い切り
バンドルIDapp.reddash.Amber

AmberTimeが行うこと

  • iOSが提供する範囲で、写真、動画、Live Photos、RAW、ProRAW、ProResのリソースを含む写真ライブラリのオリジナルをバックアップします。
  • カメラから読み込んだファイル、ダウンロード、DJI素材、プロジェクトフォルダなど、「ファイル」アプリで選択したフォルダをバックアップします。
  • 全期間、指定した日付より前のすべて、指定した日付より後のすべて、または特定の日付範囲で、写真ライブラリのバックアップタスクを作成します。
  • 「ファイル」アプリで選択したUSBメモリや外付けSSDへ、バックアップファイルを直接書き込みます。
  • 増分バックアップタスクとして実行されるため、次回以降の実行ではそのソースの新しい項目だけを転送します。
  • OSが提供する範囲で、撮影日時、GPS、EXIFメタデータ、Live Photosのリソースのペアを保持します。
  • 完了した転送を確定する前に、一時的な.partファイルを介してファイルを書き込みます。

増分バックアップ、中断後の再実行、バックグラウンドの制限

写真ライブラリ:追加、編集、削除後の再追加

新しいPhotoKit識別子がバックアップ対象になります。このタスクで記録済みの識別子は、写真を編集してもスキップされます。削除後に同じ識別子で再追加した場合もスキップされ、新しい識別子なら新規項目として扱われますが、既存の保存先ファイルを再利用する場合があります。元の写真の削除はアーカイブに反映されません。

「ファイル」のフォルダ:変更の判定

相対パス、サイズ、秒単位の更新日時を比較します。この組み合わせが変わると処理対象になりますが、保存先に同じサイズのファイルがある場合は内容を比較せず再利用します。そのため同じサイズの編集を見逃す場合があります。組み合わせが変わり保存先のサイズも異なる場合は、転送完了後に旧ファイルを置き換えます。バージョン履歴は残りません。元ファイルを削除してもコピーは残り、同じ組み合わせで再追加するとスキップされます。

バックアップ記録の保存先

タスク設定、完了済み項目、進捗、実行履歴は現在のデバイスのアプリ内に保存されます。ドライブにはアルバム索引.albums.db、マニフェスト.amber-manifest.json、フォルダ情報.amber.jsonが保存される場合もありますが、新規インストールや別のデバイスで増分タスクのデータベース全体を復元するものではありません。パスとサイズによる再利用は内容のハッシュ検証ではなく、完了後にドライブ上のファイルを削除・変更しても増分スキャンでは自動検出されません。

中断後はファイル単位で再実行

ドライブを再接続し、タスクをもう一度実行してください。完了済みと記録された項目はスキップされ、未完了のファイルは先頭から転送されます。バイト単位の途中再開はできません。書き込みには一時的な.partファイルを使い、完了後に正式な名前に変更します。切断や強制終了で一時ファイルが残る場合がありますが、そのファイルを再試行する前に破棄します。

バックグラウンド実行時間の制限

アプリの切り替えや画面ロック時に、AmberTimeは限られたバックグラウンド実行時間を要求します。時間はiOSが決めるため、継続動作は保証されません。システムがタスクを一時停止した場合は、AmberTimeに戻って手動で開始してください。完了済みの項目はスキップされ、中断したファイルは先頭から転送されます。大規模なバックアップでは前面に表示したままにしてください。

AmberTimeが行わないこと

  • AmberTimeは、ユーザーのファイルをAmberTimeのサーバーへアップロードしません。
  • AmberTimeは、AmberTimeアカウントを必要としません。
  • AmberTimeは、AmberTimeのクラウドストレージを提供しません。
  • AmberTimeは、バックアップ後にiPhoneから写真・動画・元フォルダを削除しません。
  • iCloud DriveやiPhone本体のストレージは、通常のバックアップ先として使用できません。

iCloudにしかないオリジナル

「iPhoneのストレージを最適化」が有効な場合、写真や動画のオリジナルがiCloud上にのみ保存されていることがあります。これらをタスクに含めると、iOSがAppleからフル解像度のファイルをダウンロードします。

ダウンロードにはネットワーク接続が必要です。ファイルがiPhone上で利用可能になると、AmberTimeが選択した外付けドライブへ書き込みます。ファイルがAmberTimeへアップロードされることはありません。

形式と保存先

項目 内容
メディア形式 HEIC、JPEG、PNG、RAW、ProRAW、MP4、MOV、ProRes、およびiOSで利用できる場合のLive Photosのリソースのペア。
フォルダのソース 写真ライブラリと、「ファイル」アプリでユーザーが選択したフォルダ。
保存先ストレージ 「ファイル」アプリで見える外付けドライブ。多くのUSB-C SSDやフラッシュドライブを含みます。
ファイルシステム APFS、exFAT、FAT32、およびiOSがアクセスを許可する未知のファイルシステム。FAT32には単一ファイル4 GBの制限があります。